あの夏の子供たち
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恵比寿ガーデンシネマでの公開が16日まで、ということで
授業をさぼって行ってきました。
父親Grégoire役の、ルイ=ドー・ド・ランクザンの演技が光る。
物語を展開させる重要な役割をしっかり果たしている。
家族に起こった「ある出来事」を機に、物語は大きく展開するのですが、
そこかしこに思想的な深いコメントが入るあたりが、フランス映画だなー
という感じ。この深さがいい、と個人的には思う。
現実に十分起こりうる不幸な出来事を、
「どんな時でも、希望がないとはいえない」
という肯定気味の姿勢で捉えるあたりが
この映画のみずみずしさ、温かさを作り出して
いるように思える。
子役2人の演技もかわいらしく、映画全体の
優しい雰囲気作りに貢献している。
刺激を求めるというよりは、ほっこりしたいときにみるといい映画かも。
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